前回までのあらすじ

『社員第一主義』という仮テーマを掲げてコーポレート・アイデンティティを設計しよう。
と若手社員4人で始まったプロジェクト。しかし、誰もがよく理解出来ていない。
まずは『社員第一主義』を知るために各々で本を読み勉強する事に。

私が読んだのはこの本
『社員第一、顧客第二主義―サウスウエスト航空の奇跡』伊集院憲弘さん著
ざっくりと内容を表すと社員第一主義を掲げるアメリカのサウスウエスト航空が、
どのようにして社員第一主義を成立させているのか。
 社員が自分の会社と社長は世界一と言い切っており、会社、社長がそれ程までに好かれる理由、
社員が共通の意識を持ちユーモアあふれる接客を行い、それを会社として統一している点など、
非常に興味深い内容で、学ぶことが多くあった。

各々が読書にて知り得た事を発表し、どのような取り組みが必要かを話し合い、
必要な事、すべき事などを考えました。
そこで5つの事を決め、まずはプロジェクトメンバー各自が心がけから入れる事を実践し、
意識がけから社内に浸透していけないかと考え、比較的敷居の低い
1.NOと言わない、2.奉仕の心で助け合う
まずはこの2点を30日間実践する事にしました。
1.NOと言わない
 頼まれごとに対して出来る!という考えから入り、出来る方法を模索する。
2.奉仕の心で助け合う
 頼むということは助けてもらうという事。心からお願いし、相手に感謝する。
3.立場を超える
 人は誰もが不完全だという前提で相手を『見』『聴き』どうすれば役に立てるか考える。
4.自身を持てる技を持つ
 何もかも出来なくて良い。たとえ勉強が出来なくて馬鹿にされても、自分の特技を極めれば、
 その道に対しては賢者となり、人々に貢献できる人になる。
5.仲間の成長に関与する
 人の成長に関わることが、一番自分を成長させる。


次回に続く